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病院の実力という本が売れているらしい。 実力は手術件数で判断されるつくりとなっている。
しかし、やはり、実力ある病院も最初は、なれないが故のミスをたくさんしたことであろう。
「ゲッ、何か切っちゃったな」 「先生それは大動脈です」 「・・・・・・」
わたしどもも動脈をぶちぎることはないものの、やはり年とともに 成熟する点は同じ。
「去年よりは良いサービスを提供できます」
そういうと、今までは悪かったのか、という話になりそうだが 論理的にはそういうことになる。
いまや完全に磐石である。 成婚料を来日後の後払いにすることは画期的なことだと思っている。
。。。。。。。。。
次の花嫁候補は民工の女の子である。 テレビ電話で候補は絞り込まれての渡航である。
月に一万五千円程度のお金で黙々と働く。 はたからみると気の毒なのだが、顔に暗い影はない。
外の世界を知らないから、だろう。 少なくとも今は食と住の心配はない。 寮に安く済んでいられる。
ただし、彼女たちが困ってしまう質問がある。
「将来何になりたいのですか?」
これにはこたえられない。 思えば郷里ではお金にも食事にも困るから民工になるしかなかった。 夢とか自分探しという次元じゃない。 押し出されるようにしてきただけだ。
運命は自分が変わっても変わらない。 周りの状況が変われば自分の運命も変わるが。
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